任意整理 裁判所から支払いに関する書類が届いた。300万円以上あった借金を時効援用によって大幅に減額!

Oさん(70代 男性)

  • 事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。
カテゴリ
任意整理
借金の期間
20年以上
借金の理由
生活費
借入先の数
2社

月々の返済額

相談時:0万円 →  手続後:0

借金総額

相談時:398万円 →  手続後:66万円

相談までのできごと

20年以上前、Oさんは生活費のために借金をしていました。1社については20年以上返済をしていませんでしたが、もう1社については、突然、裁判所から支払いに関する書類が届きました。
その書類がきっかけとなり、長期間にわたる借金の悩みを解決したいと考えたAさんは、当事務所にご相談くださいました。

弁護士の対応

弁護士がお話を伺うと、Oさんは無職のため年金収入のみで生活しており、家族と同居して生活費を支出しているとのことでした。
さらに弁護士が確認したところ、裁判所から書類が届いた1社の負債については判決が確定しており、支払義務があることがわかりました。そこで、Oさんにご家族と相談していただき、年金からの支払いを計画していただきました。さらに任意整理の手続を行うことで、無理のない返済計画を立てることをご提案しました。
一方、もう1社については時効援用が可能だったため、その手続を進めることになりました。

任意整理手続を終えて

時効援用という手続を活用することで、長期間返済が滞っている借金をゼロにできました。また、判決が確定している負債については、任意整理を通じて返済計画を立てたことにより、生活に支障をきたさない範囲で返済することができました。

弁護士からのコメント

実は、借金には時効があります。そして時効援用とは、借金が時効を迎えていることを伝えて、返済義務がないことを主張するものです。手続の結果、時効援用が認められれば、借金の支払義務は免除されます。

しかし、たとえ時効を迎えていても、場合によっては時効援用ができない場合もあります。長期間返済を行っていない借金がある方は、無理にお一人で手続を進めずに、まずは弁護士までご相談ください。アディーレなら債務整理に関するご相談は何度でも無料です。

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