任意整理 退職して借金返済が困難。弁護士の判断による時効援用で、350万円以上あった借金は0円に!

Dさん(50代 男性)

  • 事例の内容はご相談当時の状況や条件等によります。
カテゴリ
任意整理
借金の期間
10年以上
借金の理由
生活・遊興費
借入先の数
8社

月々の返済額

相談時:0万円 →  手続後:0

借金総額

相談時:356万円 →  手続後:0万円

相談までのできごと

複数社からの借入があったDさん。一部の業者については完済し、残る借入先1社への返済を継続していたところ、退職で返済金の確保が難しくなりました。

長期間の滞納後、借金の清算を考えご自身で債権者の代理人と直接交渉してみたものの、交渉は難航。専門家に対応してもらう必要性を感じたDさんは、当事務所にご相談くださいました。

弁護士の対応

弁護士がDさんに話を伺うと、当事務所への相談前に債権者代理人に直接連絡していたことや、取引詳細が不明なことが判明。弁護士は、債権調査を行うまで返済額の試算は難しいものの、Dさんが希望される返済額の範囲での分割返済で和解できるよう、交渉を行っていく旨をお伝えしました。

ご依頼後、弁護士が取引履歴を取り寄せて債権調査を行ったところ、最終取引から9年近く経過しており、直近で行われた直接交渉の内容次第では消滅時効が見込める可能性が考えられました。そこで弁護士は、債権者に対し時効援用の主張を行い交渉しました。

任意整理手続を終えて

弁護士の判断による時効援用で、350万円以上あった借金は0円になりました。

弁護士からのコメント

5年以上支払いを停止し、判決などの債務名義(債務者に対して強制執行を行う際の申立てで必要になる文書)、債務承認(債務者が借金の返済義務があることを認めること)がなければ消滅時効の可能性が考えられます。一方で、ご自身での対応により交渉が難航することも少なくなく、慎重な対応が必要です。

弁護士などの専門家に任せることで、解決までサポートしてもらえます。ご自身での対応前に、まずはぜひ無料相談をご利用ください。

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